この検査は、トイレ型の検査機器に、普段と同じように排尿していただくだけで、
・尿の勢い(最大尿流率、平均尿流率)
・排尿量
・排尿時間
を調べることが出来ます。
排尿していただくだけなので、所要時間も1分足らずです。
その後超音波を使って残尿を測定することでさらに多くの情報を得られます。
以上より、排尿症状の評価を行ううえで重要な検査となっています。
簡便で痛みもなく言うことない検査なのですが、ひとつ注意点があり、
排尿量が150mL以上ないと評価困難な点です。
そのため尿をある程度貯めて(通常2-4時間)来院いただく必要があります。
もし1-2時間しか我慢出来ない方や150mL以下しか貯められないという場合でも、
それは、膀胱が貯められる量の減少や過活動膀胱という症状が分かり、それもまた有意義な情報です。
といろいろ書きましたが、”検査だ!”と意識してしまうと、いつもより早く排尿したくなったり、
急に尿意を催したりすることが多々あります。
細かい数値などに関してはまた別の機会にお話しいたします。
まずは何よりリラックスして普段通り排尿していただくのが一番です!
(それが一番難しい注意点ですね・・・笑)